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トヨタの取り組む生活支援型ロボット
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構での生活支援ロボット実用化プロジェクトの委託先のひとつがトヨタです。
トヨタでは安全技術を導入した搭乗型生活支援ロボットの開発というテーマを国立長寿医療センターと株式会社フォー・リンク・システムズとの3法人共同で取り組んでいきます。
トヨタはロボット事業で初めから巨大市場を狙っているわけではなく、まずは身障者や疾患を有する人など生活支援型ロボットを必要としている人に向けて提供することを目指しているとコメントしています。トヨタでは、人と共生するパートナーロボットとしての構想を持っており、おもに家事支援、介護医療支援、パーソナル移動支援、製造モノづくり支援という4分野での開発を進めています。
現在までにも、走ったりバイオリン演奏をしたりする2足歩行ロボット、介護医療支援を行う介助犬ロボット、その他モビリティロボットについて発表しています。
そして今年から5年間にわたって実施される「生活支援ロボット実用化プロジェクト」では、トヨタの提案が採択され、スタートするわけです。トヨタといえどもこの生活支援というテーマに関しては地道な開発を展開していく構えで、まずは搭乗型の支援ロボットを必要としている方に提供することで、それを利用するうれしさを実感してもらいたいというスタンスで、ロボットが担うべき作業や人と協調して行う作業などの分析をはじめ、これからのいろいろな作業の洗い出しを行っていくことになりそうです。
生活支援ロボット